2026年3月に実施された第31回国家資格キャリアコンサルタント試験の学科試験(全50問)について、出題されたテーマごとに、背景知識をやさしく整理しました。
試験問題の文章・選択肢そのものは、著作権者(特定非営利活動法人キャリアコンサルティング協議会・日本キャリア開発協会)に帰属するため、この記事では転載していません。正確な問題文を確認したい方は、下記の公式サイトをご覧ください。
問1〜10:白書・統計、代表的キャリア理論家
男女共同参画白書や能力開発基本調査といった統計データ系のテーマから、パーソンズ・シャイン・バンデューラ・ホール・サビカスといったキャリア理論の重鎮まで、試験の定番テーマを整理しています。
[第31回キャリアコンサルタント試験 出題テーマ解説(問1〜10)はこちら]
問11〜20:労働経済統計・人材育成施策
人材開発支援助成金や自己申告制度といった人材育成施策と、メンバーシップ型雇用・完全失業率・有効求人倍率といった労働経済統計のテーマを扱っています。
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問21〜30:労働法制度・学校教育とメンタルヘルス
無期転換ルールや副業・兼業ガイドライン、育児休業制度といった労働法規と、インターンシップの4類型・職場復帰支援の手引きといった学校教育・メンタルヘルスのテーマです。
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問31〜40:発達理論とカウンセリング技法
スーパーのライフステージ理論や治療と仕事の両立支援といった発達・支援理論と、マイクロカウンセリングの技法分類やシステマティックアプローチの目標設定といったカウンセリングの基礎を扱っています。
[第31回キャリアコンサルタント試験 出題テーマ解説(問31〜40)はこちら]
問41〜50:職業情報・方策の実行、キャリアコンサルタントの倫理
職業情報の活用やトライアル雇用制度、方策の実行支援から、キャリアコンサルタント自身の成長や倫理綱領、必要な能力要件といったテーマで締めくくります。
[第31回キャリアコンサルタント試験 出題テーマ解説(問41〜50)はこちら]
第31回試験、出題テーマ全体の傾向
50問を通して整理すると、大きく3つの視点が繰り返し問われていることがわかります。
- 公的資料の「最新版」を正確に押さえること 「男女共同参画白書 令和6年版」「労働経済の分析(令和6年版・令和7年版)」など、直近の白書・調査結果からの出題が目立ちました。版が変わるたびに数値や傾向が更新されるため、最新版を確認する習慣が重要です。
- 理論家の核となるキーワードを混同しないこと サビカス・シャイン・バンデューラ・ホール・スーパー・ハンセンなど、複数の理論家が同時に問われるため、それぞれの理論のキーワードを正確に区別できるかがポイントです。
- 支援の「型」を実務目線で理解すること システマティックアプローチにおける目標設定やモデリング、方策の実行支援など、単なる暗記ではなく「実際の面談でどう活かすか」という視点で出題されるテーマが多く見られました。
学習の進め方
各パートの解説を読んだあとは、必ず公式サイトで実際の問題文・選択肢を確認し、正答との照らし合わせを行うことをおすすめします。この記事はあくまで「出題テーマの背景理解」を助けるものであり、実際の過去問演習と組み合わせて使うことで効果を発揮します。