一番マグロとは、👉 新年最初のマグロの初競り(主に豊洲市場)で、最も高い価格で落札されたマグロを指します。
重要なポイントは次の通りです。
- 「最初に競り落とされたマグロ」ではない
- 「最大サイズのマグロ」でもない
- 価格が最も高かった1本=一番マグロ
つまり、「一番」という言葉は値段の順位を意味しています。
初競りは新年の縁起物として注目度が非常に高く、宣伝効果や話題性も含めたご祝儀相場になりやすいのが特徴です。
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一番マグロはどうやって選ばれるのか?
競り人や仲卸業者は、マグロ全体を切ることはできないため、尾(お)の断面を見て品質を判断します。
主なチェックポイントは以下の通りです。
- 脂の乗り具合
- 赤身の色の鮮やかさ
- 身の締まり(水っぽくないか)
- 体全体に脂が均一に回っているか
尾の断面は「マグロの成績表」とも言われ、ここから大トロ・中トロ・赤身の質を総合的に推測します。
今年の一番マグロは「脂があるのに赤身の色が非常に美しい」点が高く評価されました。
大間のマグロはなぜ特別なのか?
青森県・大間の本マグロが高く評価される理由は、自然条件と漁法にあります。
大間マグロが評価される理由
- 津軽海峡の冷たい海で育つ
- エサが豊富(イカ・サバなど)
- 冬の厳しい寒さで脂がしっかり乗る
- 一本釣り漁法による鮮度の高さ
一本釣りは、網漁に比べて
- 魚体が傷つきにくい
- ストレスが少ない
- 血抜き処理が丁寧にできる
という利点があり、最高品質のマグロになりやすいとされています。
そのため大間産は「味・見た目・希少性」の三拍子がそろい、初競りで特に高値がつきやすいのです。
「二番マグロ」との違いは?
二番マグロとは、👉 初競りで「2番目に高い価格」がついたマグロです。
味や品質が大きく劣るわけではありません。
市場関係者の共通認識として、
- 一番マグロ:話題性・ご祝儀価格が大きい
- 二番マグロ:実力通りの価格に近い
とされており、味そのものは一番と遜色ないといわれています。
実際、今年の二番マグロは約275万円で落札され、食べた客からも高評価を得ています。
今回の一番マグロは何貫分になるのか?
今回の一番マグロは、
- 重量:約243kg
- 種類:本マグロ(クロマグロ)
ただし、マグロはすべてが寿司になるわけではありません。
可食部の目安
- 骨・皮・血合いなどを除く
- 可食部は全体の約50〜55%
243kg × 50% = 約120kg
寿司1貫あたりの使用量
- 1貫あたり:約15〜20g
握り寿司の概算
- 120,000g ÷ 15g = 約8,000貫
- 120,000g ÷ 20g = 約6,000貫
👉 約6,000〜8,000貫分のマグロ寿司
実際には、
- 大トロ
- 中トロ
- 赤身
に分けて提供され、店舗や切り方によって貫数は前後します。
まとめ
- 一番マグロ=初競りで最も高値がついたマグロ
- 大きさではなく「品質+話題性」で決まる
- 大間マグロは自然環境と一本釣りで最高評価
- 二番マグロも味はほぼ同等
- 今回の一番マグロは約6,000〜8,000貫分
一番マグロは「日本の食文化と景気の象徴」として、
毎年大きな注目を集める存在といえるでしょう。


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