竹島(たけしま)は、日本海に位置する小さな島々で、日本と韓国がともに自国の領土だと主張している島です。
韓国では「独島(トクト)」と呼ばれています。
現在は韓国が実効支配していますが、日本政府は一貫して
「歴史的にも国際法上も日本固有の領土」と主張しています。
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竹島の基本情報

- 所在:島根県隠岐諸島の北西約158km
- 構成:東島・西島を中心とする岩礁群
- 面積:約0.23平方キロメートル
- 周辺海域:豊富な漁場・排他的経済水域(EEZ)
島そのものは小さいですが、周辺海域の権益が非常に重要です。
竹島の歴史① 日本の領有と利用(江戸時代〜近代)
江戸時代
- 17世紀、鳥取藩の商人が竹島周辺で漁業を行っていた記録あり
- 日本人がアシカ猟などで継続的に利用
この時代、朝鮮側が竹島を支配・管理していた記録は確認されていません。
竹島の歴史② 1905年 日本による正式編入
1905年(明治38年)
日本政府は竹島を 「無主地(どの国にも属していない土地)」 と判断し、
- 島根県に編入
- 官報で正式に公示
👉 国際法に基づく正当な領有手続きとされています。
韓国の主張とその問題点
韓国は
「竹島は古くから韓国領で、日本が植民地支配の過程で不法に奪った」
と主張しています。
しかし、日本側は以下を指摘しています。
- 1905年当時、韓国から抗議はなかった
- 竹島を明確に示す韓国側の公文書が乏しい
- 日本の編入は日韓併合(1910年)以前
👉 植民地支配とは切り離された問題と日本は位置づけています。
決定的転機:戦後の混乱と「李承晩ライン」
1952年:李承晩ラインの設定
韓国の初代大統領・李承晩が、
- 日本海に一方的な海洋境界線を設定
- 竹島をその内側に含めた
これは国際法上認められていない措置でした。
起こった事件① 日本漁船の拿捕・抑留
李承晩ライン設定後、
- 日本漁船が多数拿捕
- 漁業関係者が長期抑留
- 死傷者も発生
👉 実力行使による既成事実化が進められました。
起こった事件② 1954年 韓国警備隊の常駐
1954年、韓国は
- 竹島に警備隊を常駐
- 日本側の接近を排除
以降、現在まで韓国の実効支配が継続しています。
日本の対応:国際司法裁判所(ICJ)提訴の提案
日本政府は
- 1954年
- 1962年
- 2012年
の3度、国際司法裁判所での解決を韓国に提案。
👉 しかし、韓国はいずれも拒否しています。
理由:
- 実効支配している立場では裁判に応じる必要がないため
竹島問題の核心はどこにあるのか
問題の本質は3点
- 領土主権
- 周辺海域の漁業権・資源
- 戦後処理と歴史認識
特に、
「戦後、日本がどこまで領土を失ったのか」
という解釈の違いが根底にあります。
竹島を失うと日本はどうなるのか
影響① 海洋権益の縮小
- EEZが狭まり
- 漁業・海洋資源に影響
影響② 前例の危険性
- 実効支配を認めれば、他の領土問題(尖閣など)にも影響
影響③ 国際的立場
- 国際法を軽視する姿勢と誤解される可能性
まとめ|竹島問題は「過去」ではなく「現在の安全保障問題」
竹島問題は、
- 小さな島の争いではない
- 歴史・国際法・安全保障が絡む問題
- 戦後処理の「未解決部分」
です。
日本は武力ではなく、
国際法と外交による解決を訴え続けています。
一方で、
「実効支配が続く限り解決は難しい」
という現実も存在します。
👉 竹島問題は、
日本の主権・国際秩序をどう守るかを問う象徴的な問題といえるでしょう。



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