なぜ「総選挙」は衆議院だけなのか?参議院では起きない決定的な違い

豆知識

総選挙が行われます」とニュースで聞くけれど、実際には何を選ぶ選挙なのか、参議院選挙とどう違うのかを正確に説明できる人は多くありません。

総選挙とは、衆議院を解散し、全議席を一度に選び直す日本政治において特別な意味を持つ選挙です。本記事では、総選挙の基本から通常の選挙との違い、参議院では何と呼ばれるのかまでを、初めての人にも分かりやすく整理します。


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総選挙とは何か?

総選挙(そうせんきょ)とは、
👉 衆議院の全議席を一度に選び直す選挙のことです。

日本の国政選挙では、

  • 衆議院議員:465人
  • 参議院議員:248人

このうち、衆議院の465議席すべてが対象になる選挙を「総選挙」と呼びます。


なぜ「総」選挙なのか?

衆議院は任期が最大4年ですが、

  • 首相の判断で衆議院を解散できる
  • 解散すると、全議員が失職する

全議席をまとめて選び直す必要がある
➡ これが「総選挙」と呼ばれる理由です。


「通常の選挙」との違いは?

衆議院選挙の場合

種類内容
総選挙衆議院の全議席を一斉に選ぶ
通常選挙任期満了(4年)による総選挙

衆議院では「総選挙」=「通常選挙」になることも多いですが、
解散による総選挙の場合は、任期途中で行われます。


なぜ解散総選挙が行われるのか?

主な理由は3つです。

  1. 国民に信を問うため
    • 大きな政策転換
    • 連立政権の組み替え など
  2. 政治的なタイミング
    • 支持率が高い時に勝負をかける
    • 野党が分裂している時期など
  3. 国会運営が行き詰まった場合

なぜ参議院に総選挙がないのか?

参議院は仕組みが違います。

項目衆議院参議院
解散あるない
任期4年6年
改選全員一斉3年ごとに半数
総選挙ありなし

参議院は

  • 解散がない
  • 3年ごとに半数ずつ改選

全議席を一度に選び直すことがないため
➡ 「総選挙」という言葉は使われません。

  • 定数248人のうち
    👉 約半分(124人)を選ぶ選挙

これが一般にいう
「参院選」「参議院選挙」です。


まとめ

  • 総選挙
    → 衆議院を解散して、全議席を選び直す選挙
  • 通常選挙(参院選)
    → 参議院で3年ごとに半数を改選する選挙
  • 総選挙があるのは衆議院だけ

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