高市早苗首相は2026年1月19日夜、衆議院解散と総選挙の実施を正式に表明しました。
会見では、解散の理由だけでなく、経済政策・減税・安全保障・中道改革連合への見解など、今回の選挙で国民に問いたいポイントが示されました。要点を分かりやすく整理します。
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衆院解散と総選挙の概要
- 1月23日:衆議院解散
- 1月27日公示、2月8日投開票
- 与党で過半数獲得を目指す
- 選挙の名称は
👉 「自分たちで未来をつくる選挙」
首相は、今回の解散を
「自らの進退を懸けた重い決断」
と位置づけ、国民に直接信を問う姿勢を強調しました。
なぜ今、解散するのか
理由は大きく3つです。
- 経済・財政政策の大転換
- 積極財政、消費税減税など
- 前回の衆院選では掲げていなかった政策
- 連立政権の枠組み変更
- 政治状況が大きく変化
- 国民の判断を仰ぐ必要がある
- 準備が整ったタイミング
- 2025年度補正予算を早期執行
- 経済運営に空白を作らない体制を確保
👉「当面の対策は打った。ここから政策実現を加速したい」と説明しています。
26年度予算と選挙の関係
- 26年度予算はできるだけ早期成立を目指す
- 状況次第では暫定予算が必要になる可能性も
ただし、
選挙で信任を得られれば、政策実行のスピードを一気に上げられる
と強調しました。
経済政策の柱:責任ある積極財政
高市首相が「本丸」と呼ぶのが積極財政です。
- 行き過ぎた緊縮財政を転換
- 必要な予算は当初予算で確保
- 毎年の補正予算頼みから脱却
- 複数年度での財政出動を可能にする仕組みを構築
👉「国の予算の作り方を根本から変える」と述べました。
消費税減税への踏み込み
- 飲食料品の消費税を2年間ゼロ
- 物価高に苦しむ中低所得者対策
- 自民党・日本維新の会の連立合意に明記
- 首相自身の「悲願」
財源については、
- 特例公債に頼らない
- 国民会議で議論しながら決定
としています。
財政規律も重視
積極財政と同時に、
- 政府債務残高のGDP比を引き下げ
- 財政の持続可能性を確保
👉「ばらまきではない」と強調しました。
外交・安全保障の考え方
- 中国の台湾周辺軍事演習に強い警戒感
- 資源や物資を使った経済的威圧への危機感
対応として、
- 安全保障政策を抜本強化
- 国家安全保障戦略など安保3文書を前倒し改定
インテリジェンス強化と法整備
首相は、日本の弱点として情報体制を挙げました。
- 国家情報局の設置
- 対日外国投資委員会の設置
- スパイ防止法の制定
👉「危機を未然に防ぐ国家体制が急務」としています。
皇室・憲法改正について
- 皇室典範改正
- 憲法改正
いずれも
安定した政権基盤と国民の明確な信任が不可欠
とし、今回の選挙の重要なテーマの一つであると位置づけました。
中道改革連合への見解
立憲民主党と公明党の新党については、
- 「国民不在、選挙目当ての政治ではないか」
- 「永田町の論理に終止符を打つべき」
と批判。
また、
政権の政策は右傾化ではなく「普通の国になるだけ」
と述べ、自身の路線を正当化しました。
降雪期の選挙への対応
- 積雪期の選挙は過去にも例がある
- 各選挙管理委員会と連携し、万全を期す
と説明しました。
まとめ|今回の選挙で何が問われるのか
高市首相の会見から見える争点は次の通りです。
- 積極財政と減税による経済路線
- 安全保障・インテリジェンス強化
- 憲法・皇室制度への踏み込み
- 「中道連合」か「現政権」かの選択
今回の衆院選は、
日本の経済運営・安全保障・国家の形を大きく方向づける選挙
になると位置づけられています。

