・おこめ券が「いくらで使えるのか」知りたい
・どこで使える?おつりは出る?
・贈り物として喜ばれる理由を知りたい
・最新の買取相場や注意点もまとめて知りたい
お祝い・内祝い・香典返しなどで人気の 「おこめ券」。
名前は聞いたことがあっても、どこで使えるの? いくら分? おつりは? と疑問を持つ人は多いはずです。
この記事では、おこめ券の基本情報から使い方、使える店舗、最新の買取相場、贈答用として人気の理由までわかりやすく解説します。


おこめ券とは?
特徴
- 全国共通で使える
- 有効期限なし
- 贈答品として非常に人気
- お米だけでなく「米加工食品」で使える店舗もある
おこめ券はいくら?種類と金額
【代表的な券種】
券種 金額 備考
全国共通おこめ券 440円 最も流通しているタイプ
おこめギフト券(2kg) 約880円相当 お米と直接交換するタイプ
おこめギフト券(5kg) 約2200円相当 贈答用セットで人気
どこで使える?利用可能店舗
おこめ券は全国の スーパー・ドラッグストア・ホームセンター・百貨店 などで利用できます。
🛒代表的な利用可能店舗(※店舗によって利用可否は異なる)
- イオン
- イトーヨーカドー
- 西友
- ライフ
- コープ
- マルエツ
- ダイエー
- サミット
- ドン・キホーテ
- イオンモール内の専門店
- お米専門店(米屋)
- 各地域のスーパー(ベルク、平和堂、東武ストアなど)
おこめ券のメリットとデメリット
メリット
- 有効期限がない → 長期保存に強い
- 全国どこでも使用できる
- お米は必需品なので「贈り物として失敗しない」
- もらって困らない金額(440円単位)
- 内祝い・香典返しなど「目上の人にも失礼にならない」
デメリット
- おつりが出ない
- 基本的に 電子マネーには交換できない
- 扱っていない店舗もある
- レジ担当者が慣れていない場合、確認に時間がかかることも
おこめ券の買取相場(換金情報)
買取店の例
- 金券ショップ(大黒屋、アクセスチケットなど)
- フリマアプリ(メルカリ等)
- ネット金券ショップ
注意点
- フリマアプリでは「定価(440円)以下」での出品がほぼ必須
- メルカリでは送料を含めると利益は出づらい
おこめ券誕生の背景
発行元は現在と同じ、全国米穀販売事業共済協同組合(全米販)です。
当時は、贈答品として「お米」が根強い人気。しかし、現物の米は重く、贈りにくいスーパーの普及により「米屋でしか使えない券」は不便という背景がありました。
そこで、👉 軽い・全国で使える・贈りやすい「おこめ券」という新しい形の米ギフト商品が考案されました。
1980〜1990年代|贈答文化の追い風で普及
バブル期は企業間の贈答(お中元・お歳暮)が盛んで、おこめ券は法人需要を中心に一気に普及。この時期の特徴
- お米が「誰に贈っても喜ばれる万能ギフト」
- 金券より柔らかいイメージで、冠婚葬祭にも広く利用
- 全国米穀店で利用可能 → 後にスーパーでも利用が拡大
2000年代|用途が広がり、利便性が向上
消費者のライフスタイルが変化し、おこめ券は「米屋」だけでなく全国のスーパーで使える商品券へと進化。
- 大手スーパーでの利用が拡大
- ドラッグストア、ホームセンターでも使用可能に
- 440円券を中心に標準化
この頃から、現物米ギフト → 記念券・商品券ギフト という位置づけが強まります。
2010年代|「贈答離れ」のなかで安定した人気を維持
お歳暮・お中元の縮小により多くのカタログギフトが売上低下する中、おこめ券は 「必需品で使い勝手が良いギフト」 として安定需要を維持。
特に香典返し、内祝い、町内会や自治体の記念品、企業の福利厚生での利用が増加しました。
2020年代|物価高と米消費の再注目で再評価
2020年以降、以下の影響でおこめ券は再評価されています。
物価高で「生活必需品ギフト」が人気米の消費量が再び注目される。
地域の子育て支援・自治体の配布物にも採用。キャッシュレス時代でも「紙の商品券」需要が根強い。
また、米以外の商品に使える店舗が増加したことで、若い世代にも使いやすいギフトに。
まとめ:おこめ券は万能で使いやすい贈答用アイテム
440円単位で無駄がなく、食品系ギフトの中でも利用価値が高いのが大きな魅力です。


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