総裁選で日本政治が盛り上がる中、もう一人どうしても触れておきたい政治家がいます。そう、小泉進次郎さんです。
彼といえば、数々の「名言(あるいは迷言)」で知られています。その独特の言い回しは「進次郎構文」と呼ばれ、SNSを中心に話題となってきました。
今回は、この「進次郎構文」の特徴や元ネタ、実際の発言例を整理して紹介します。

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進次郎構文とは?
進次郎構文とは、簡単に言えば 「当たり前のことを、まるで深い真理のように語る話法」 のことです。
特徴としては:
- 当たり前のことを特別なことのように表現する
- 同じ意味の言葉を繰り返す
- 「○○である。だからこそ○○である」という構文で話が進展しない
- それでもなぜか耳に残り、妙な説得力を持つ
まさに「分かるようで分からない」独特の魅力を持った表現スタイルです。
小泉進次郎の経歴
小泉進次郎さんの学歴・経歴は以下の通りです。
- 1981年4月14日、神奈川県横須賀市で生まれる
- 小・中・高校は関東学院系列で過ごす
- 2004年3月、関東学院大学 経済学部 卒業
- 2006年5月、米国コロンビア大学大学院 政治学部 修士号取得
- その後、米国戦略国際問題研究所(CSIS)非常勤研究員などを経験
- 2009年8月、衆議院議員選挙に初当選(神奈川第11区)以降、複数回再選
- 環境大臣など閣僚経験を経て、現在農林水産大臣として国政で活動中
- Qコロンビア大学とは?
- A
コロンビア大学は米国では「アイビーリーグ」と呼ばれる超一流大学グループの一つです。アイビーリーグは、コロンビア大学に加えて、ハーバード大学 、イェール大学、プリンストン大学、ペンシルベニア大学、コーネル大学、ブラウン大学、ダートマス大学の8つで構成されています。
元ネタはどこから?
「進次郎構文」という言葉が広まるきっかけとなったのは、2019年9月に環境大臣として臨んだ国連サミットでの発言です。
「今のままではいけないと思います。だからこそ、日本は今のままではいけないと思っています」
この発言が「なんとなく意味は分かるけれど、結論が進んでいない」と話題になり、「進次郎構文」という呼び名が定着しました。
進次郎構文の実例集
ここからは実際の進次郎さんの発言を見ていきましょう。ユーモラスで哲学的(?)な言葉の数々をご紹介します。
代表的なもの
- 「くっきりした姿が見えているわけではないけど、おぼろげに浮かんできたんです。46という数字が」
- 「毎日でも食べたいということは、毎日でも食べているというわけではない」
- 「調査では増えているから、増えたかどうか調査する」
- 「政治に無関心であることは政治に無関心のままでいられる」
- 「私の中で30年後ということを考えた時に、30年後の自分は何歳かなと」
印象的な迷言(?)
- 「水と油を混ぜたらドレッシング」
- 「水筒を使っていたけど、水筒を使っていなかった」
- 「クリスマスが近づくと、街がクリスマスっぽくなりますよね」
哲学的(?)な名言
- 「私は常に心がけていることは、自分の話している言葉に“体温”と“体重”を乗せることです」
- 「気候変動のような大きな問題は、楽しく、クールで、セクシーに取り組むべきだ」
まとめ
小泉進次郎さんの「進次郎構文」は、
- 当たり前を特別に聞こえさせる不思議な表現
- SNSで拡散され、国民的に親しまれるワード
- 名言と迷言の狭間にあるユニークな魅力
政治家としての功績は賛否ありますが、言葉のインパクトで国民の関心を集め続けている点は確かです。
👉 総裁選や政治の議論が難しいと感じる方も、「進次郎構文」から政治に触れてみると、ちょっと親しみやすく感じられるかもしれません。
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